MeiryoKe_Console について

〔2007.01.16記〕

この記事はメイリオ系フォントについて(2)(2006/11/30) への補足です。

ふだん私は常用するエディタ上では TBゴシックR(13pt) というフォントを使っています。で、昨日気分転換のために MeiryoKe_Console(12pt) に変えてみたところ、上記記事を書いたときには見のがしていた点にあらためて気がつきました。

メイリオ 5.00 から MeiryoKe_Console を生成するパッチは『meiryoKeGothic / fontforge』というページで手に入りますが、そこには「Ke_Gothicは ターミナルやテキストエディタ等、CUIな実務には使い物にならんので、ASCII文字(英数字)を fontforgeで改造したもの」と書いてあります。また「漢字は上下が切れる文字があります。」とも。実は、英数字を改造してあるということは知っていたのですが自分では使うことはないだろうと思って詳しく調べなかったのです。それで実際に使ってみて初めてその違いを知ったというわけです。下の画像(Firefox 2.0.0.1で表示したもの)を見ればお分かりのようにアルファベットの小文字の一部(大文字の"O"や"W"も)や記号類が MeiryoKeGothic とは違っています。数字は"0"が細身になっており、大文字の"O"と見分けがつきやすくなっていますし、"\"がバックスラッシュに変えてあります。記号類は全般的に高さが縮めてありますね。シングルクォートも左右の形が揃っています。

私自身は html を書くくらいでプログラミングをすることはほとんどないので、その有り難さをそれほど実感できませんが、プログラムを書く人には重宝なフォントかもしれません。